ハチマキナットレイのすゝめ

お久しぶりです。オクタンと申します。

 

今日は「ハチマキナットレイ」についてこの記事を書こうと思います。

 

そもそもナットレイって?

ナットレイは第5世代、BWに初登場したポケモンです。 

 

S20という非常に鈍足でありながら、B131.D116という耐久向きの種族値をしており、タイプも鋼・草と非常に優秀な複合となっております。

技も「やどりぎのタネ」や「ステルスロック」など、起点作りしても優秀な要因となり、非常に嫌らしいポケモンとなっております。

 

ハチマキナットレイとその利点 

上記の説明を受けてポケモントレーナーさんは「耐久の方が強そうなのにわざわざ攻撃特化にするの?」と思いでしょう。

確かにハチマキナットレイは明確に得意苦手が別れており、こだわりアイテム特有のデメリットにより起点にされてしまう可能性も十分にあります。

しかしながら、ハチマキナットレイにはハチマキナットレイの良さがあります。その利点を今から説明します。

 

①警戒されにくい

今現在PGLで確認されているナットレイの7割は回復アイテムとなっています。

ハチマキ所持のナットレイは僅か11%となっており、真っ先に相手は回復持ちナットレイを警戒せざるを得ないでしょう。

また、警戒心が強い人は対策を練る人もいますが、わざわざ11%の為だけに対策枠を使うのも馬鹿馬鹿しいでしょう。

なのでハチマキナットレイはいまこの環境に非常に刺さっている、と言えるのでないのでしょうか。

 

②想定外の火力が出せる

ナットレイのA種族値は94と火力が若干足りない部分があります。

しかしその火力不足をハチマキで補う事により、特化ナットレイのA実数値である160の1.5倍、つまり実数値240となります。

この実数値はA種族値183相当となり、特化メガヘラクロスがAに108振った数値と同じとなります。

そこから放たれるタイプ一致150の「ジャイロボール」や「パワーウィップ」は受けれるポケモンはそうそういません。

下にダメージ計算を乗せておきますので、その火力の凄さを是非ご覧になってください

 

 

このように、多くのメジャーポケモンに大して確1ないし乱数に納めることができます。

今回は見やすくする為に少なくしましたが、他にも確定1発のポケモンは多く存在します。

また、ナットレイは有利不利が別れており、相手が出てくるのは大抵こちらにとって不利なポケモンです。なのでハチマキ特有のデメリットである「1個の技しか繰り出せない」というデメリットもしっかりと受け先を用意すれば決して痛手でありません。

 

③挑発持ちに強く出れる

①で述べたように、ナットレイは回復アイテムを持っています。そういうナットレイは「やどりぎのタネ」や「ステルスロック」、「まもる」や「のろい」など様々なサポート技、自己強化技があります。

なので不利対面であっても無理やりに「挑発」を打ってくるというのが多々ありました。

特に多かったのがカプ・レヒレでしょうか。

HBカプ・レヒレももちろん確1なので、返り討ちにすることが出来ます。

 

ハチマキナットレイの弱点

ハチマキナットレイの弱点は非常に明確です。

 

①「単体のみであれば脅威でない」

利点の点で述べた「不利相手に受け先がいればデメリットは気にしなくてもいい」というのはあくまでも受け先がいる場合です。受け先が次の攻撃で倒れてしまう、または居ない状況であれば上から叩けるので非常に弱くなってしまいます。

 

②「めざめるパワー(炎)」や「炎の牙」などによる役割破壊技

 

ナットレイは炎が4倍となっています。なので不意の役割破壊技に弱く、めざ炎はメジャータイプなので打たれる場面が非常に多かったです。

臆病ゲッコウガのめざ炎程度であれば確定で耐えることが出来ますが、こちらの攻撃も向こうに耐えられてしまい、結果そのまま撃沈してしまう、という事が多いです。

いかにめざ炎があると予想し、安全にナットレイを生かせるかが鍵となりますね。

 

③いまひとつ技で拘ると起点となる

いくら実質A種族値183とは言え、今一つで受けられてしまえば格好の起点となってしまいます。

こちらからしたら不利なので引くしかありませんし、仮に居座ったとしても相手には大した痛手にはなりません。

そこから3タテコースなどあります。

ナットレイ自体、特別一貫性の高い技を持っている訳ではないので、ゴリ押しすることが出来ないのが弱点となります。

 

相性のいいポケモン

リザードンなどの物理アタッカーに威嚇を撒くことで安全に受けることができます。また特防も高いため、Hに252振ればリザードンYのソーラービームも受けることが可能です。

特性「もらい火」が炎が4倍であるナットレイと相性抜群。

格闘技の一環ができてしまうが、それ以外の補完は優れたコンビ。

 

以上で僕の記事は終わりとなります、ここまでお疲れ様でした。

この記事で「ハチマキナットレイ」に興味が湧いてくれれば嬉しい限りとなります!

次の記事であいましょう!では!